
うぃ~、この後どうする?
もう1軒行く?



あたしカラオケ行きたーい



いいねぇ~行こう行こう



あっ…
カラオケなら自分はこれで…



えっ!?
なんて!?(威圧)



えぇ~いいじゃん行こうよ~
(テメェ空気読めよなこのタコ助野郎)



歌わなくてもさ、座ってるだけで良いからさ!(嘘)



…
皆さんも、こんな地獄のような経験をしたことがあるのではないでしょうか?
お察しのとおり、筆者はカラオケが大嫌いです。
それはもう、死ぬほどに大大大大大嫌いです。
学生時代も、社会人になってからも、特に飲み会の後に詠唱される「カラオケ行かない?」という滅びの呪文には、これでもかというほど苦しめられました。
でも、「カラオケ苦手」とか「カラオケ嫌い」って、公の場であんまり言っちゃいけない空気ありませんか?
「付き合いが悪い」やら「空気読めない」的な烙印が押されてしまいそうな、無言の圧のような雰囲気。


この記事は、人と集まるたびに戦々恐々とした迷える子羊である筆者が、似たような感覚の方と傷の舐め合いをするために書きました。
【ご注意】
この記事では、カラオケ嫌いの筆者が「カラオケが嫌い」という話をしています。
不愉快な気持ちになる可能性がある方はここで閲覧を中断するか、自己責任にてご覧いただくようお願いいたします。
また、特定の人々や団体を侮辱したり貶めたりする意図は一切ないことを、あらかじめお断りしておきます。
- 普段はなかなか話し辛い「カラオケが嫌い話」で「わかる~」ができます。
- 意外と孤独じゃないこと、対処方法もそれなりにあることが分かります。
カラオケ嫌いの理由~もたらされる悲劇と地獄~



で、そもそもなんでカラオケが嫌いなんだ?



そりゃあもう、理由ならいくつでも…
筆者個人の「カラオケが嫌いな理由」はだいたい以下の通りです。
カラオケが嫌いな理由
- そもそも人前で歌うとか恥ずかしくて嫌。
- 自分の歌唱力に自信がない、シンプルに下手。
- やることに対して料金高くない?
- 全体の大部分を占める「待ち時間」が無駄すぎて狂いそうになる。
- その辺の一般人の歌を聞かされても特にメリットがない、上手くても。
- 「最近流行りの曲」自体に興味が無いので、引き出しがなく対応出来ない。
- 知らん曲聞いてもなんの感情もわかない。
- ヤンキーとかが多そうなカラオケ屋の雰囲気自体が苦手。
- 終わって解放された後の、「無為な時間を過ごした」という喪失感がヤヴァイ。



上手い下手は気にしないとか言われても、
それは自分の中での問題なんだよなぁ
それだけではありません。
「カラオケ行かない?」
この言葉が発された時点で、私たちの命運はすでに尽きています。
どんなリアクションをとっても、自分が幸せになる未来は訪れないからです。
断る | 空気が悪くなる |
---|---|
空気読めないヤツ認定される | |
何なら上司権限とかで連行される | |
場合によっては職場や学校での地位にも影響する | |
承諾する | 数時間をゴミ溜めに捨てることが確定する ※下手するとオールに付き合わされる |
睡眠・趣味の時間・家族との時間など、価値ある多くの時間が虚無へと葬られる |





バッドエンドしかないゲームなんて誰も買わねぇじゃんよ~
それでも、適当にノリに合わせるふりをして、手持ち無沙汰ゆえにチンした冷凍食品や薄いチューハイをハイペースで摂取することで場をやり過ごせるのなら、それはまだ幸運な方といえるでしょう。
「カラオケ」という魔窟には、いるのです。
人を人とも思わない、冷酷極まりない極悪の魔物が。



ちょっと~次の曲入ってないよ~、はい!
敵は、そう言って当たり前のように渡してくるのです。
あのクソみたいなマシンを。
そしてあなたは遠い彼方の記憶を呼び起こします。



歌わなくてもさ、座ってるだけでも良いからさ!



歌わなくてもさ、座ってるだけ…



歌わなくても…
自分の記憶が間違っているのでしょうか。
相手は、3歩歩くと記憶をなくしてしまう鶏なのでしょうか。
※これは俗説で、実際のニワトリさんはもっと賢いです。
こうしてか弱き子羊である私たちは、じわじわと崖っぷちに追い詰められ、ついには逃げ場をなくしてしまうのです。


自分でも、逆に潔いと感じてしまう程にぐちぐちと文句ばかり垂れましたが、こうしていると、以下のようなお叱りも聞こえて来そうです。



あのなぁ
これは親睦を深めるための
「コミュニケーション」の場なんだよ



おめぇの「好き嫌い」とか
「楽しい楽しくない」の話じゃねぇの



まだ学生気分ですかコラ
一見まっとうな正論のようですが、これに対して筆者はこう言いたい。



じゃぁカラオケじゃなくても良くね?



明確に苦手な人がいるわけだし…
そもそもうるさすぎて「コミュニケーション」
なんか取れてねぇだろ…
「親睦を深める」のが目的なら、普通に2軒目も居酒屋やバーで良いと思うし、遊ぶにしてもダーツバーくらいなら落ち着いて会話も出来そうです。
それでもカラオケが好きな人にとっては、カラオケでなければならない何らかの理由があるのでしょう。
ここまでボロクソに書いておいてなんですが、「カラオケが好きな人」それ自体を否定するつもりはありません。
価値観は人それぞれ、何の話題でも同じですが、「価値観を押し付ける人」が問題なのだと思うのです。



まぁいずれにせよ、分かり合う日は一生来ねぇだろうなぁ~



要領よく「棲み分け」が出来りゃぁ苦労しねぇのにな!


「諦めないで」意外といるよ、カラオケ嫌い【調査結果】



しかし、お前のような人間はどの程度いるのだろうな



んだなぁ、孤独な戦いもなんだし、調べてみっか
というわけで、調べてみました。
ここで、予想もしていなかったデータを目にします。
マイボイスコム株式会社が10,903名の回答者に行った2016年の調査によると、
カラオケが好きな人の割合は34.0%、カラオケが嫌いな人の割合は39.4%
という結果が出ていたのです。
引用元:マイボイスコム株式会社
また、日本リサーチセンターが2017年に公表したデータによると、年代別の「カラオケ好き」と「カラオケ嫌い」の割合は以下のようになっています。
好き | 嫌い | |
---|---|---|
20代 | 65% | 35% |
30代 | 60% | 40% |
40代 | 54% | 46% |
50代 | 48% | 52% |
60代 | 47% | 53% |
※参考サイトの図解が合計100にならないのでちょっとキレイにしています。
引用元:日本リサーチセンター
こう見ると、割と意外な結果といえるのではないでしょうか。
もちろん、若い世代ほどカラオケ好きが多かったりするのは当然と言えば当然でしょうし、データの中には「どちらかというと好き」や「どちらかというと嫌い」のような中間層の回答も含まれています。
それでも、ざっくり計算で「4割前後の人がカラオケが苦手と感じている」という事実に、筆者は少々驚かされました。





4割ってまぁまぁだよな



決してマイノリティではないわな
「だから何だ」と言われてしまえばそれでお終いですが、世の中の人間が必ずしも「カラオケ好き」ばかりじゃないということは、客観的な事実として認識しておくと、精神衛生上良かったりするかもしれません。
NO MORE 泣き寝入り!
今どきは「カラオケハラスメント」なんて概念もある



とはいえ、4割くらい味方がいると分かったところで、
さしたる意味もなくないか?



上下関係にモノ言わせられたら、
その時点でゲームオーバーだもんなぁ



否、令和の世ではそれも問題となる可能性があるのだ
「ハラスメント」という言葉を頻繁に耳にするようになって久しいですが、カラオケ界隈にもその概念はありました。
その名もズバリ、「カラオケハラスメント(カラハラ)」。
カラハラとは、
- カラオケで無理やり歌うことを強要する行為
- 歌わないことへの嫌がらせ行為
を言うそうです。
具体例としては、
- 無理やりマイクをもたせる
- デュエットの強要
- 自分が知らない曲に文句を言う
- 本人が知らない曲を歌わせる
- 歌わない人間に悪態をつく、暴言を吐く
- 「ノリが悪い」「歌わないなら飲め」などの発言
- 参加しない人間を仲間外れにする
- 業務上の不利益を示唆する、または実行する
などなど。
引用元:労務SEARCH





普通にただのクソ野郎だな
現時点では、カラオケハラスメントそのものに違法性があるというわけではないそうです。
しかし、具体例をご覧頂ければお分かりの通り、そこから「パワハラ」や「セクハラ」に分岐するルートは無限に存在すると言っても過言ではないので、誘う側も誘われる側も注意したいところです。
もし被害に遭ったら、堂々と上司や社内外相談窓口、労働基準監督署に相談して問題ない案件、ということですね。





「大騒ぎするほどの事じゃない」なんて言って抱え込んだり、泣き寝入りしてちゃ身がもたないぜ!



しかし、今の世の中はなんでも
「ハラスメント」になるんだねぇ~
という気持ちは筆者にも分かりますが、それで困るのは「人に何かを押し付けようとする人たち」なので、個人的には、世の中は正しい方向に向かっていると思います。
確定バッドエンドを回避する現実的な方法5選



ここまでは概ね分かったけどさ、
いざカラオケに誘われたらどうすりゃいいんだ?



ここでは、カラオケを回避する具体的な手段を考えてみよう
- 普段からカラオケ嫌いを公言する
-
日常生活においても、まるで親の仇かのようにカラオケを嫌っておきましょう。
まともな神経の人なら、あなたを誘ってくることはないはずです。
「カラオケボックスに入ると白目を剥いて暴れちゃうんだよね」くらい言っておいても良いかもしれません。
- 家族の事情を持ち出して帰る
-
子どもの宿題を見ないといけない、妻の体調が悪いからあまり遅くなれない、親の介護がある、などなど。
もちろん嘘をつくのは良いことではありませんが、死ぬほど嫌なことを無理やり我慢する方が、あなたの心には悪いです。
相手が不愉快にならずに納得できる「嘘」なら、それはついても良い「やさしい嘘」です。
- 感染症が怖いので、と断る
-
新型コロナが流行した後の現在なら、これも立派な理由になるでしょう。
家に小さい子どもやお年寄りがいるなど、個別的な事情を添えてもよいかもしれません。
筆者も感染後に慢性的な謎の頭痛が続いているので、「断る理由」としては最も真に迫った演技が出来そうです。
- 誰にも文句を言わせないくらい仕事が出来るようになる
-
一見遠回りのように感じるかもしれませんが、このブログにしては割と真っ当な意見ではないかと思います。
社会人であることが前提になりますが、普段の業務で欠かすことの出来ない存在になれば、多少の個人的わがままは意外と通るもの。
「あの人はそういう人だから」という域に達するまで、レベルアップに励みましょう。
- 飲み会の際、むしろ自分が幹事になる
-
一次会はもちろん、二次会までバッチリ手配する幹事になってしまえば、状況をコントロールしてカラオケを排除することが出来るかもしれません。
二次会は「居酒屋組」と「カラオケ組」に別れて~、俺は「居酒屋組」の世話をするのでそっちはシクヨロ!とかでも良いかも。
ボーリングやダーツなど、カラオケ以外の楽しい遊びを布教するのもアリだと思います。





まぁ無難なのはこんなもんかなぁ~



いつの間にか消え去ったり、
後に禍根を残すような手段はやめとけよな~
以上、ご紹介したのは「カラオケをどうにかして回避する方法」でした。



しかし、そうそう毎回断りきれるものでもなかろう



「参加した後、どう振る舞うか」とか、「少しでもカラオケを楽しめる方法」とか、そういう前向きな方法は挙げなくていいのか?



挙げん



だって、俺は絶対に行きたくねぇもん
–完–
おわりに
今回は、カラオケが大嫌いな筆者による「カラオケが大嫌い」というお話をさせて頂きました。
「何が嫌いかより何が好きかで自分を語れよ!」
と怒られそうですが、筆者は個人的に、人間はネガティブを吐き出した後にポジティブになれるものだと考えています。
それはそれとして、今回の内容をざっくりとまとめると、以下のような感じになるでしょう。
- カラオケ嫌いは4割程度はいる。決して1人じゃない。
- 場合によってはハラスメント認定される可能性もあるくらい、問題は世の中に認知されている
- 鉄板の断り方を2~3用意しておくことで、精神的な安定を維持できるかもしれない
これを覚えておくだけでも、次の飲み会で唱えられる破壊魔法「カラオケ行かね?」に耐えることができるかもしれません。



じゃあね
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