こんなお悩みはありませんか?

「仕事は順調、粗利も取れてる。
でも、お金が増えている気がしない。」

「忙しく働いて休む暇もないのに、
なぜか毎月資金がカツカツ。」

「頑張りに対して、手残りが
割に合わない気がするなあ。」

ブランコに乗って悩むスーツ姿のサラリーマン

その悩み、お金の流れ
明らかにすると、
「原因と対策」 が見えてくる!
かも

キャッシュフローって何?

「キャッシュフロー」とは、その名の通り「お金の流れ」のことを意味します。
一定の期間 (1年間など) に、どんな理由でお金が入ってきて、どんな理由でお金 が出ていったのかを分かりやすくしてくれる計算方法です。

皆さんが普段よく目にする「損益計算書」 (売上 - 経費 = 利益) は事業の現在の業績を明らかにしてくれます。 しかし、実はお金の流れまでは完全に追いかけきれないため、 冒頭のようなお悩み が発生してしまうのです。
「キャッシュフロー計算」を行い、問題の原因を探る事で、
① 理由の分からない不安を解消する
② 原因に合わせた的確な対処を行う
ことが出来るようになります。
具体的にどんなことが分かるのか、以下で見てみましょう!

こんなことが分かるかも!

  • 売掛金の回収が滞っていたせいでお金が足りなくなっていた!
  • いつの間にか在庫が増えていて現金化出来ていなかった!
  • 前に設備投資をしたからお金が減っているのは当然だ。きちんと売上に貢献して回収できているか確認しないと!
  • 今の売上と利益率ではこの返済ペースはきついなあ。この数字をもとに銀行に相談してみよう!

キャッシュフローの3タイプ+α

  • 営業活動によるキャッシュフロー

    営業中のお肉屋さんの画像

     会社や個人の本業で増減したお金を表します。 例えば飲食店なら、お店の売上や食材の仕入、人件費や水道光熱費の支払いなども含まれます。 ここは特に難しくは考えず、日々の営業でのお金の動きと考えればOKです。

  • 投資活動によるキャッシュフロー

    投資活動を木を育てるイメージで表現した画像

     本業の売上に貢献してもらうために機械や車などの固定資産を購入した場合や、これらを売却をした場合のお金の動きを表します。 また、余剰資金で有価証券(株式など)を売買したり、お金を貸したりする動きも含まれます。

  • 財務活動によるキャッシュフロー

    お金に羽が生えて飛び去って行く画像

     事業を進めるために銀行などからお金を借りた場合に、いくら増えたのかを表します。 また、逆に毎月の返済でどのくらいのお金が外に出ていったのかも表します。 損益計算書には載りませんが資金の動きに影響が大きい項目です。 事業規模が大きいほど存在感が増して、頭を悩ますことも増えるでしょう。

  • 個人生活によるキャッシュフロー

    家族3人でお出かけする画像

     お店のお金が足りないから個人の財布からちょっと入れた、あるいは売上金から生活費を抜いたなど、事業と個人間のお金の動きを表します。 正式なキャッシュフロー計算書にこの項目はありませんが、意外と影響が大きいこともあり、個人事業主やフリーランスの方には重要項目といえます。

用意するもの!

貸借対照表 & 損益計算書 (前年または前期分)

貸借対照表 & 損益計算書 (当年または当期分)

毎月帳簿を作成している場合はそれを利用することで、期首から直近月までのお金の動きを確認出来ます。
下向きの矢印

いよいよ計算してみよう!

  • 用意した帳簿を見て、該当する勘定科目の「残高」を前期分と当期分それぞれ入力してみましょう。
  • おおまかな把握のために、金額の単位は「千円」で入力しましょう。 例えば実際の金額が1,000,000円なら、入力は1,000(千円)。 数字の下3桁をカットします。
  • 専用の項目がないが影響の大きい増減がある場合や、出来るだけ現預金の動きと合わせたい場合は、その他の欄にその合計額を入力してください。
  • 「キャッシュフロー」という単語を便宜上「CF」と記載する場合があります。

まずは実際の現預金の増減額を確認しよう!

現預金の残高
前期末 千円
直近 千円

増減額: 〇〇〇〇千円

下に向かう矢印

計算の基礎となる数字を入力しよう!

税引前当期純利益
直近 千円
減価償却費
直近 千円

償却前利益: 〇〇〇〇千円

会計帳簿の画像
下に向かう矢印

営業活動によるCFを計算しよう!

売掛金・未収金の残高
前期末 千円
直近 千円
増減額 〇〇〇〇千円
棚卸資産・在庫の残高
前期末 千円
直近 千円
増減額 〇〇〇〇千円
買掛金・未払金の残高
前期末 千円
直近 千円
増減額 〇〇〇〇千円
未払法人税等の残高
前期末 千円
直近 千円
増減額 〇〇〇〇千円
その他 (合計入力)
前期末 千円
直近 千円
増減額 〇〇〇〇千円

増減額: 〇〇〇〇千円

下に向かう矢印

投資活動によるCFを計算しよう!

建物・構築物の残高
前期末 千円
直近 千円
増減額 〇〇〇〇千円
車両運搬具の残高
前期末 千円
直近 千円
増減額 〇〇〇〇千円
機械装置の残高
前期末 千円
直近 千円
増減額 〇〇〇〇千円
有価証券の残高
前期末 千円
直近 千円
増減額 〇〇〇〇千円
その他 (合計入力)
前期末 千円
直近 千円
増減額 〇〇〇〇千円

増減額: 〇〇〇〇千円

下に向かう矢印

財務活動によるCFを計算しよう!

借入金の残高
前期末 千円
直近 千円
増減額 〇〇〇〇千円
その他 (合計入力)
前期末 千円
直近 千円
増減額 〇〇〇〇千円

増減額: 〇〇〇〇千円

下に向かう矢印

個人活動によるCFを計算しよう!

お店に入れた自分のお金
直近累計 千円
生活費として抜いた金額
直近累計 千円
所得税・住民税等の支払額
直近累計 千円
社会保険料の支払額
直近累計 千円
住宅ローンの支払額
直近累計 千円
マイカーローンの支払額
直近累計 千円
その他個人で使った金額
直近累計 千円

増減額: 〇〇〇〇千円

会計帳簿の画像
下に向かう矢印

たくさんの入力お疲れさまでした。
現金の動きと比べてみましょう!

キャッシュフロー: ✕✕✕✕千円

現預金増減: △△△△千円

差額: 〇〇〇〇千円

大まかなお金の動きを捉えることを目的とするため、ぴったりと合わない場合の方が多いです。 1円まで合わせたい場合は別途電卓等で計算する必要があります。

タイプ別に内容を検討しよう

営業活動によるCF

〇〇〇〇千円

 本業でのCFですので当然プラスになっていることが望ましいです。
 そもそも利益が出ていなければ営業自体を見直す必要がありますが、利益は出ているのに営業CFが小さいまたはマイナスの場合は以下のような要因を疑ってみましょう。 ・売掛金や未収金の回収漏れや遅れで残高が多くなっている。 ・捌けていない在庫が多く棚卸資産の残高が多くなっている。 他にもありますが以上の2点は頻出で影響も大きくなります。 請求漏れや回収漏れの確認、半年に1回くらいは実地棚卸を行うなど検討してみましょう。

投資活動によるCF

〇〇〇〇千円

 この項目は増えていれば良し、減っていれば悪いという見方はせず、会社や個人の行動や姿勢、方向性を判断する材料にしていきます。 → CFが増えている場合
固定資産を売却して、何らかの分野から撤退したり、新しい分野に進出する準備をしているかもしれません。
→ CFが減っている場合
設備投資をしている可能性があります。新たな動きを見せたり大きく成長したりするかもしれません。
 有価証券の売買や資金の貸付の場合もあります。
 個人事業の規模感ではそこまで見る機会はないかもしれません。

財務活動によるCF

〇〇〇〇千円

この項目も投資活動のCF同様、その増減は単なる良しあしの問題ではなく、それぞれの状況を確認するのに役立てます。 → CFが増えている場合
銀行からお金を借りています。いくら借りたかももちろん重要ですが、お金を借りる信用があることも分かります。
→ CFが減っている場合
借入の返済です。いくら流出したかも重要ですが、順調に返済実績が出来る安定した状態にいるかもしれません。
こちらは個人事業でも重要項目となることが多いでしょう。
また今後の計画を立てる上でもこの項目の動きを把握していることはとても大切です。

個人活動によるCF

〇〇〇〇千円

 こちらは正式な項目ではありませんが、個人事業主は事業で稼いだお金から生活費などを捻出していくので重要な項目です。事業自体は好調。しかし、、、
→ きつめの住宅ローンにマイカーローンも組んでいた。そのうえ保険にも入りすぎていたし、すごい数のサブスクに登録していて資金を圧迫していた。 → そういえば長男の大学進学と長女の高校進学が被ってお金が吹き飛んでいたことを思い出した。  少し極端な例かもしれませんが、「なんかお金が増えない」という不安は個人支出の内訳の確認で原因がはっきりすることもよくあります。 特に「固定費」と呼べる項目は最重要といっていいでしょう。

お金の流れを把握することが出来ましたか?これをもとに、 → 経営改善で最初に手を付けることを決める → 融資や返済スケジュールの相談で、自信をもって根拠を示す など、役立てていただければ幸いです。

F A Q

このポートフォリオサイトのテーマは何ですか。
一言でいうと、個人事業主やフリーランス向けの便利ツールとなることを目標として作成しています(機能的には未完成ですが)。 前職の経験から、上記の方々が抱えやすい「お金の悩みや不安の解決」に役立つちょっとしたツールなども作成していきたいと考えております。
その試験的な作品を作るついでに、ポートフォリオサイトとしても使いまわそうという方向性で作成しています。
このポートフォリオサイトの作りにはどういった意図やアピールポイントがありますか。
テキストメインではありますが、作りとしては一枚もののLPサイトをイメージして作成しています。 モバイル端末、PC双方で閲覧しやすいレスポンシブレイアウトを構成したつもりなので見ていただけると嬉しいです。
 文字サイズや一部画像の幅設定に「vw」や「clamp」を使用し、ブレークポイント周辺に限らずヌルヌル動くページになるように作成しています。
 私自身、学んだ知識がどのような挙動になるか実践するのも含めて作成しているので、アニメーション等がやや過剰に付いています。 そのため、モバイル端末では余計な負荷をかけないように意図的にアニメーション及び一部画像の表示を切っています。
 また、上記の理由から知っている限りの事を実装するつもりで作成しているので、IEへの対応は特に考慮しておりません。
逆にこのポートフォリオサイト作成における反省点はありますか。
CSSの設計手法として、BEMの命名規則に極力準拠できるように努力して作成したつもりですが、まだまだ無駄が多いというのが反省点です。
 特にテキストの文字サイズの統一感がやや乱れてしまっているので、レイアウトの用のブロックや見出し部分だけでなく、テキスト部分まで効率的にコンポーネント化出来るようにしていくのが課題だと考えています。
 また、デザイン面については、その基本4原則「近接・整列・反復・コントラスト」を意識して作成したつもりですが、中央揃えに甘えるというあるあるな状態になってしまっているのも反省点です。
デザインの学習も初めて間もないというのは言い訳ですが、もう少しモダンでおしゃれで洗練されたものが作れるように学習を継続します。
 最後に、jQueryの「smooth scroll」プラグインを実装してみていますが、ページ内リンクのボタンが効きにくいことがあります。 こちらはまだ原因をはっきりさせることが出来ていません。
【追記】スムーススクロールの不具合については、プラグインを使用せずに素直に記述して実装することで解決しました。
数字を入力しても反映されません。
当サイトはポートフォリオサイトとして作成されいています。 コーディングやレイアウトのレベル感を見ていただくための材料ですので、現状計算機能までは実装出来ていません。 正直に申し上げると、そこまでやると時間がかかりすぎるので断念しました。申し訳ございません。
計算機能は実装される予定はありますか。
ゆくゆくは個人事業主やフリーランス向けに役立つツールを作って公開したいと考えており、当サイトもこれを想定してプロトタイプとして作成している側面があります。 時期は明言できませんが、ブラッシュアップして計算機能を実装するつもりです。乞うご期待!
実際の現預金の変動額に1円まで合わせたい。
当サイトではそこまでの機能を有しておりません。 電卓で一つ一つ叩くか、別のツールを探していただく必要があります。 ただし、実務的な目的を考えた場合、細かい計算にリソースを割くのはあまりおすすめ致しません。 とはいえ、1円までぴったり数字が合ったときはある種の快感はあります。
説明が不十分で分かりにくい。
説明が至らない点があり申し訳ございません。当サイトは、個人事業主やフリーランスにありがちな「忙しいのになぜかお金が増えない」というありがちな不安に対して、その理由を明らかにすることを目的として作成しております。 そのため、対象となる方々が遭遇しやすい項目に絞って出来るだけ情報は少なめになるように構成しております。 あえて説明を省いている部分もあるのでご了承ください。
個人支出で大きいものといえば税金では。
おっしゃる通りです。ただ、税理士の資格がない人間が税金をどうこうする相談に乗ってしまうと逮捕されてしまうのです。 そのため、具体的なご相談をされたい場合は、お近くの税理士事務所を訪れてみると良いでしょう。